大阪公立大学 大学院医学研究科 循環器内科学

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キャリア形成

研修プログラムについて

 内科専門医取得後も、循環器内科医としての研鑽を積みながら、キャリア形成していくこととなります。当医局では、各人の希望に沿った様々なキャリアプランを提供することを目標としています。
 内科専門研修プログラムが修了する頃には、ある程度の臨床技能を習得し、自立して診療現場で対応できるようになってきます。卒後6年目以降のキャリアプランとして、大学院に進学し医学博士を取得する、後期研究医として大学病院で臨床および研究に従事する、関連病院でさらなる臨床技能の向上に努めるなどが考えられます。循環器専門医の取得やさらなる専門領域の専門医の取得を目指すのもこの時期です。また特に大学院進学、あるいは大学での後期研究医としての勤務の場合には、これまでの臨床に加えて、「研究」という新たな一歩も踏み出す事となります。医師としてその後も臨床能力を磨いていく事はとても大切ですが、「研究」を経て見えてくる側面もあります。各グループで経験豊富なスタッフが指導に当たりますので、一緒に頑張って行きましょう。

大学病院での研修内容について

 卒後約10年以降は、さらなる高みを目指して関連病院のスタッフとして勤務、大学病院のスタッフあるいは医員として勤務、また海外・国内留学などもして頂けます。後進の育成なども義務となる中、それまでの経験を生かしてまた更なる飛躍を遂げて頂けるよう、医局全体として取り組んでいます。
 また、当医局には多くの女性医師が在籍しており、妊娠、出産を経た後も仕事を継続しています。家庭の状況にも合わせて、当直やオンコールの免除や時短勤務も対応可能です。急な欠勤も全体として対応出来る体制作りを行っています。家庭と仕事の両立をサポートする働き方の多様性を受け入れる事は、医局の務めと考えています。

 循環器内科では若手医師がしっかりと臨床研鑽を積み、研究成果を挙げ、世界へ挑戦できるような体制作りを強化しております。やる気溢れる若い先生方の入局を医局員一同心よりお待ちしております。途中入局をお考えの先生や今後の進路を悩まれている先生方も、是非お気軽にご相談頂ければと思います。