循環器内科では、優れた臨床内科専門医・循環器専門医師の養成を目指しています。3~5年目では、基本的な循環器内科領域の知識・技術を習得し、その後のキャリアアップの基礎を作る事を目標としています。
現在の新専門医制度では、循環器内科専門医を取得するには、まず内科専門医を取得する必要があり、内科系診療科の多くの症例の経験が必須です。大阪公立大学では、内科系診療科同士で連携を取りプログラムの準備と運用にあたっているため、それぞれの専攻医の希望に合わせた研修プログラムを提供することが可能です。
循環器内科に入局頂ければ、大学病院および関連病院の研修で、内科専門医取得への症例を経験しつつ、循環器内科の知識・技術をしっかりつけてレベルアップできる指導体制が整っています。一人でも多くの先生達が、私たち大阪公立大学循環器内科での研修を選んでもらえればと思います。
大学病院での研修中は、カテーテル治療・不整脈・心不全・構造的心疾患の4つのグループおよび集中治療科をローテ―トしていただきます。そのため、偏りなく各領域の知識と経験を得ることができます。(図2)
また、1年を通じて、時間外受診や救急搬送などの救急初期対応や、急性冠症候群や急性心不全などの緊急入院を担当したり、他科からのコンサルトの対応をすることで、循環器内科医としての様々な研鑽を積むことができます。そのそれぞれの場面で、一緒に担当する指導医がいるため、対応や治療方針を気軽に相談し決定できる環境が整っています。安心して、良質な循環器内科医としての基礎作りの研修をしていただけると自負しています。
循環器内科では、若手医師がしっかりと臨床研鑽を積み、研究成果を挙げ、世界へ挑戦できるような体制作りを強化しております。やる気溢れる若い先生方の入局を医局員一同心よりお待ちしております!!